作務衣及び甚平制作

作務衣(さむえ)や甚平(じんべい)の作り方や型紙、パターン、縫い方について書いていこうと思ってます。

甚平の作り方を調べてみる 3


甚平(じんべい)の縫い方つづきです。
裁断まで終わった後の手順です。

特に、縫う順番は、型紙の説明文書又は縫い方の教本等によって、いろいろな順番で書かれていると思いますので、型紙を購入して作成する場合は、その型紙の説明文書のやり方に沿って縫うことをおすすめします。


2.接着芯~上着縫製

2-1.接着芯が必要な場合は、接着芯を指定されたパーツに貼る
2-2.縫い合わせ前の縫い代の始末が必要な場合は、指定された場所の縫い代ををジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする(しまつする)。
2-3.上着(身頃(みごろ))の背中心を縫う
2-4.上着の背中心の布端をジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする
2-5.上着のポケットを縫って折って作る
2-6.上着ポケットを縫い付ける
2-7.前衿下を縫う
2-8.結び紐パーツ4本を折って縫って目打ちでひっくり返す
2-9.袖パーツの袖口部分を折って縫う
2-10.袖パーツを胴体パーツに縫って付ける
2-11.脇に結び紐パーツを1本しつけ糸で仮止めする
2-12.左右の脇腹部分をそれぞれ縫う。結び紐パーツを1本は一緒に縫い込む
2-13.左右の脇腹部分の縫い代をそれぞれ開き(割り)、アイロンをかけて固定する
2-14.スリットがある場合はスリットの周りを縫う
2-15.袖の脇の付け根部分から袖口まで縫い合わせる(左右とも)
2-16.袖部分の布端をジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする
2-17.上着の首近くのカーブに縫うラインから2mm幅を確保しつつ、裁ちばさみで切り込み線を入れる
2-18.衿パーツの折り山と縫い代を、説明文書どおりに折ってアイロンを掛けて固定する
2-19.衿パーツと身頃を、印とおりに待ち針で止める。後ろ中心を一番先に止める
2-20.衿パーツと身頃をしつけ糸で縫い合わせる。待ち針はとる
2-21.衿パーツと身頃をミシンで縫い合わせる
2-22.衿パーツと身頃を合わせているしつけ糸をとる
2-23.衿先を説明文書のとおりに折る
2-24.衿先をミシンで縫う
2-25.縫った衿先を裏返す(布の表が表面に出るようにする)
2-26.衿パーツの長辺のうち、身頃と縫い合わさっていないほうを待ち針で止める
2-27.待ち針で止めた衿パーツと身頃をしつけ糸で縫う。待ち針はとる
2-28.衿パーツと身頃を、身頃の表地のほうから、衿の端に沿って縫う
2-29.上着の裾を折って縫う
2-30.左脇に結び紐パーツを1本縫い付ける
2-31.左右の衿先近くに結び紐パーツを1本ずつ縫い付ける

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