作務衣及び甚平制作

作務衣(さむえ)や甚平(じんべい)の作り方や型紙、パターン、縫い方について書いていこうと思ってます。

囲み製図(かこみせいず)とは

作務衣、甚平に限らず、様々な洋服の型紙が囲み製図(かこみせいず)で公開されています。

囲み製図とは、洋服の製図方法の1つです。
この方法で書かれた製図においては、縦、横、カーブなどの寸法が決められています。
決められた寸法のとおりに、縦横の案内線をはじめとする線を、実物の大きな紙に転記すれば、型紙、パターンを描くことができます。

でも、どうやったら大きな型紙に移せるのか、戸惑ってしまいますね。
自己流でできなくもないのですが、何せ大きいので、ひと仕事です。

そのうち、囲み製図を、実際の紙に型紙として転記する方法(移し方)を紹介して行きたいと思います。

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作務衣と甚平の違いについてわかりやすく書かれているサイト

夏が近づくと、イオンやイトーヨーカドー、ユニーなどの総合スーパーに、水着コーナーや浴衣コーナーが毎年のように現れます。
そして、浴衣コーナーの横に、「甚平(じんべい)」が売られていることがあります。

一方で、お皿、食器などの陶器の工房の夏が近づくと、イオンやイトーヨーカドー、ユニーなどの総合スーパーに、水着コーナーや浴衣コーナーが毎年のように現れます。
そして、浴衣コーナーの横に、「甚平(じんべい)」が売られていることがあります。

一方で、お皿、食器などの陶器の工房の作家や、こだわりの蕎麦屋の店主などが時々着ている和風の服は、「作務衣(さむえ)」というそうです。

「作務衣」と「甚平」、何か違いがあるのでしょうか。


作務衣のイメージ図



甚平のイメージ図


作務衣(さむえ)と甚平(じんべい、又は甚兵衛<じんべえ>)の違いについて、わかりやすいサイトがありました。

作務衣と甚平の違い
http://wasuian.com/hpgen/HPB/entries/639.html

日本製の作務衣・甚平ショップ 和粋庵(わすいあん)さんのサイトです。
両者は由来が異なるものですが、ともに日本のくつろぎ着であることは変わりないようです。
一番大きな違いは、甚平はハーフパンツ(半ズボン)、作務衣は長ズボンであるとのこと。
夏の浴衣の時期に着る半袖半ズボンの服は「甚平」だそうです。
「作務衣」はもっと幅広く、くつろぎ着としてだけでなく、和の作業着として四季を通して様々な用途で着用されているとのこと。


作務衣の歴史 ~ 作務衣のルーツや甚平との違いまで
http://www.samue-e.com/index.php?main_page=blog1

「作務衣の専門館 伝統芸術を着る会」さんのサイトです。
「作務衣」は、仏教の寺の禅門で、「作務(さむ)」と呼ばれる掃除や採薪などの日々の業務を行う時に着用する作業着がルーツと言われているそうです。
「甚平」は下町の人々が日常着用する衣服として作られたものだそうです。



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