作務衣及び甚平制作

作務衣(さむえ)や甚平(じんべい)の作り方や型紙、パターン、縫い方について書いていこうと思ってます。

甚平の作り方を調べてみる 4

甚平(じんべい)の縫い方つづきです。
上着まで縫い終わったら、次はパンツ(ズボン)です。

特に、縫う順番は、型紙の説明文書又は縫い方の教本等によって、いろいろな順番で書かれていると思いますので、型紙を購入して作成する場合は、その型紙の説明文書のやり方に沿って縫うことをおすすめします。


3.パンツ(ファスナー付き)縫製
3-1.パンツのポケットを縫って折って作る
3-2.パンツのポケットを縫い付ける
3-3.左右の前パンツパーツと後ろパンツパーツの脇を縫い合わせる
3-4.左右のパンツ脇をジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする
3-5.左右の股下をそれぞれ縫う
3-6.左右の股下をジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする
3-7.パンツの裾を折って縫う
3-8.持ち出し(ファスナーの内側(身体側)右前につけるパーツ)を作る
3-9.見返し(左前のファスナーが当たる部分に付けるパーツ)を作る
3-10.見返しを左前パンツパーツに縫い付ける
3-11.股上線を縫う。ファスナー付きの場合は尻~前のファスナー付けあき止まりまで縫いとめる。
3-12.持ち出しとファスナーを右前パンツパーツに縫い付ける
3-13.左右の前パンツパーツを突き合わせ、しつけ糸で仮固定する
3-14.見返しにファスナーを縫い付ける
3-15.左前パンツパーツのファスナーあき部分から30mmのラインを縫う。持ち出しを一緒に縫いこまないように注意。
3-16.左前パンツパーツの30mmラインの一番下~あきどまりのラインを持ち出しも一緒に縫いこむ。
3-17.ウエストの縫い代をしるしどおりに表地が表に来るようにして折る
3-18.ウエストの縫い代を縫いとめ、中にゴムが通せるようにミシンで縫う
3-19.ウエストに「ゴムテープ通し」を使ってゴムテープを通す
3-20.ゴムテープとパンツをミシンがけし、とめる
3-21.パンツの裾を左右それぞれ三つ折りして縫う
3-22.左前パンツパーツのウエスト部分にミシンでボタンホールを縫い、穴を開ける
3-23.右前パンツパーツのウェスト部分にボタンをつける

以上で完成です(多分)。

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甚平の作り方を調べてみる 3


甚平(じんべい)の縫い方つづきです。
裁断まで終わった後の手順です。

特に、縫う順番は、型紙の説明文書又は縫い方の教本等によって、いろいろな順番で書かれていると思いますので、型紙を購入して作成する場合は、その型紙の説明文書のやり方に沿って縫うことをおすすめします。


2.接着芯~上着縫製

2-1.接着芯が必要な場合は、接着芯を指定されたパーツに貼る
2-2.縫い合わせ前の縫い代の始末が必要な場合は、指定された場所の縫い代ををジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする(しまつする)。
2-3.上着(身頃(みごろ))の背中心を縫う
2-4.上着の背中心の布端をジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする
2-5.上着のポケットを縫って折って作る
2-6.上着ポケットを縫い付ける
2-7.前衿下を縫う
2-8.結び紐パーツ4本を折って縫って目打ちでひっくり返す
2-9.袖パーツの袖口部分を折って縫う
2-10.袖パーツを胴体パーツに縫って付ける
2-11.脇に結び紐パーツを1本しつけ糸で仮止めする
2-12.左右の脇腹部分をそれぞれ縫う。結び紐パーツを1本は一緒に縫い込む
2-13.左右の脇腹部分の縫い代をそれぞれ開き(割り)、アイロンをかけて固定する
2-14.スリットがある場合はスリットの周りを縫う
2-15.袖の脇の付け根部分から袖口まで縫い合わせる(左右とも)
2-16.袖部分の布端をジグザグミシン縫い又はロックミシンで縫ってほつれにくくする
2-17.上着の首近くのカーブに縫うラインから2mm幅を確保しつつ、裁ちばさみで切り込み線を入れる
2-18.衿パーツの折り山と縫い代を、説明文書どおりに折ってアイロンを掛けて固定する
2-19.衿パーツと身頃を、印とおりに待ち針で止める。後ろ中心を一番先に止める
2-20.衿パーツと身頃をしつけ糸で縫い合わせる。待ち針はとる
2-21.衿パーツと身頃をミシンで縫い合わせる
2-22.衿パーツと身頃を合わせているしつけ糸をとる
2-23.衿先を説明文書のとおりに折る
2-24.衿先をミシンで縫う
2-25.縫った衿先を裏返す(布の表が表面に出るようにする)
2-26.衿パーツの長辺のうち、身頃と縫い合わさっていないほうを待ち針で止める
2-27.待ち針で止めた衿パーツと身頃をしつけ糸で縫う。待ち針はとる
2-28.衿パーツと身頃を、身頃の表地のほうから、衿の端に沿って縫う
2-29.上着の裾を折って縫う
2-30.左脇に結び紐パーツを1本縫い付ける
2-31.左右の衿先近くに結び紐パーツを1本ずつ縫い付ける

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甚平の作り方を調べてみる 2

甚平(じんべい)の縫い方について調べてみました。
特に、縫う順番は、型紙の説明文書又は縫い方の教本等によって、いろいろな順番で書かれていると思いますので、型紙を購入して作成する場合は、その型紙の説明文書のやり方に沿って縫うことをおすすめします。


1.採寸~裁断まで

1-1.着用者のサイズを測る
1-2.着用者のサイズに合った型紙を調達する
1-3.型紙の説明を読み、必要な生地(布地)やその他の資材の必要量や素材、規格等を理解する
1-4.必要な量、規格の生地を調達する
1-5.生地の素材や色に合ったミシン糸を調達する
1-6.ウエストのゴムひもを調達する
1-7.接着芯が必要な場合は、接着芯を調達する
1-8.ファスナーが必要な場合は、ファスナーを調達する
1-9.ボタンが必要な場合は、ボタンを調達する
1-10.布地の地直し又は水通しをする
1-11.型紙の説明を読み、標準的な裁断の方法を確認する
1-12.型紙を実際に布地に配置して、裁断の仕方を確認する
1-13.生地を文鎮または待ち針(まちばり)で固定する
1-14.生地に、型紙の説明文書とおりに、切り取り線と縫うライン、合い印(あいじるし)、袖付け止まり線などをつける
1-15.生地を型紙に沿って裁断する

まだまだ続きます。

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