作務衣及び甚平制作

作務衣(さむえ)や甚平(じんべい)の作り方や型紙、パターン、縫い方について書いていこうと思ってます。

丹沢 大山登山に行った その2

丹沢(たんざわ)大山(おおやま)登山の話の続きです。

表参道をノロノロと登り、やっと頂上らしきところに着いたのですが、どこが頂上なのかわからないくらい山頂エリアが広いです。
阿夫利神社に行列ができていましたが、女子トイレにはさらなる行列ができていました。人がたくさんいます。

昼になり気温が上がってきました。頂上に売店がありますが、私は水とおやつを大量に背負ってきたため、誘惑に負けないよう視界に入れず足早に通り過ぎました。

昼食を食べようと場所を探したところ、ベンチはほぼ埋まっており、さらに、気温が結構あったため、日陰は大人気です。木陰はあきらめ、泥がつきにくそうな場所にシートを敷いて食べることにしました。シートといえどなるべく汚れは少ないほうがいいです。

下山道を探したところ、最初に目に付いた道は、意外にも降りようとする人が見かけられませんでした。
でも、よく見ると、通常よく通られる登山道ではなく、大山北尾根を経由して西沢ノ頭、ミズヒノ頭を通り、札掛森の家や丹沢ホーム、あるいは一ノ沢峠、黒岩、座間市清川自然の村、唐沢キャンプ場を経由して中津川沿いに進み、宮ヶ瀬湖へ至る道でした。ちょっと心惹かれるものはありますが、山と高原地図で点線ルートとして書かれている難しそうな道だったのと、宮ヶ瀬方面に出たらバスに長いこと揺られる必要があるため、またの機会のお楽しみとすることにしました。

素直に、メジャーな下山ルートを降り始めました。たくさんの人が往来するため、木道など人工的な箇所が多い道です。自分も数多い登山者の一人なので、仕方ない事ですし、申し訳ないと思う気持ちが少しあります。こういう登山道は自治体が整備する例が多いと思いますが、車の入れないところで作業するかたがたには頭が下がる思いです。

相変わらず自分のペースでは歩けず、しかも行きで選択したヤビツ峠からのイタツミ尾根経由の登山道より、ゆっくり歩いている熟年女性の割合が多かったため、それに合わせてペースを落とさざるを得ませんでした。
ただ、そういうときは自分の後ろにどんどん人の渋滞ができてくるので、仕方なく安全な場所を選んで追い越しさせていただきました。基本的に熟年女性は自分のレベルを知っていて変な見栄をはらない人が大半なので、昔取った杵柄が今でも通用すると思い込んでいる60代以上男性より、山の空間を共有する仲間としては心穏やかに接することができると思っています。

続く。

スポンサーリンク

丹沢 大山登山に行った その1

かねてから希望していた丹沢の大山(読み方は「おおやま」)へ、登山に行ってきました。
休日なので混雑を覚悟しての登山です。
行き方は、新宿から小田原を結ぶ小田急電鉄小田原線に乗って、秦野駅で下車し、北口にある「秦野駅」バス停から、「蓑毛(みのげ)」行きの神奈川中央交通バスに乗車し、終点の蓑毛バス停で下車しました。

なぜ「ヤビツ峠」行きにしなかったのかというと、単純にバスの時間に間に合わなかっただけです。
浅間山(読み方は「せんげんやま」)を巡るコースをとるというのもアリだったのかもしれないし、実際バスを降りてからそちらのほうへ歩いていく人々のほうが多かったのですが、いつか鶴巻温泉駅-吾妻山-善波峠-念仏山-高取山-浅間山-大山のルートで、バスを使わないルートにチャレンジしたいとも考えているため、浅間山の登頂はその時までとっておこうと思ったのです。

また、一度浅間山の登頂を踏むと、なんだか登山が終わった気にもなりかねず、大山まで登る気力が失せてしまうのではないかという心配もありました。

蓑毛バス停にはトイレがありますので、特に女性の方は、ここで済ませておくのが良いと思います。トイレはヤビツ峠にもありますが、蓑毛-ヤビツ峠間は1時間15分かかりますので、念のための声がけが必要だと思います。

実は、バス通りから登山道に入る道を1本間違えたようで、少しバリエーションルートのような通りにくい所を登ってしまいました。入り口には「→ヤビツ峠入り口」とあったのでまだ常識的な道だったと思うのですが、途中で間違えたようです。

正規のルートと思われる登山道に合流してからも、柏木林道は道が崩壊している箇所が見受けられ、安全ではないな、と思いました。ただ、足がしっかりした小学校高学年以上であれば乗り越えられると思います。

ヤビツ峠から大山に至るイタツミ尾根は、所々富士山を望むことができる気持ちいい尾根なのですが、たくさんの人に踏まれているせいか、階段上に整備され、所々完全に木道となっています。木道はともかく、階段はつまらないと思う人が結構いると思いますが、山の自然を守るため仕方ないとも思います。

イタツミ尾根まではまだ常識的な人口密度でしたが、表参道からの登山者が合流する地点からは、混雑していました。どの位かというと、ピーク時の高尾山登山道まではいきませんが、平日の高尾山登山道といい勝負だと思いました。自分のペースはまず守れないし、追い越しも、連なっているためほぼできないと考えたほうがいい混み具合でした。

 続きは次回・・・。

スポンサーリンク

丹沢秦野高取山に登りました。

神奈川県秦野市にある高取山(たかとりやま)(標高556.3m)に登りました。

丹沢には、他に高取山と呼ばれる山が少なくとも2つあります。
他の2つは東丹沢にあり、それぞれ荻野高取山、半原高取山と呼ばれているそうです。荻野高取山は神奈川県厚木市に、半原高取山は神奈川県愛甲郡愛川町と愛甲郡清川村の間にあります。読みは、半原高取山は(はんばらたかとりやま)で同じよみ方(たかとりやま)だそうですが、荻野高取山はマイナーなためもあり読みがよくわかりませんでした。

秦野にある高取山は、「○○高取山」という名称があるかどうか分かりませんが、他と離れているので区別がつきそうです。

秦野の高取山に登ろうと思った動機は、先日権現山、弘法山、吾妻山に登ったときに、善波峠から分岐して高取山へ行くルートに興味をもったためです。
いつかこのルートで大山まで登りたいとは思っていますが、まだまだ技量が足りませんので、今回は高取山までです。

新宿から小田原を結ぶ小田急電鉄小田原線に乗って、55.9km先(新宿基点)の鶴巻温泉駅で下車します。

北口にあるロータリーから、ちょっと説明が難しいですが、ファミリーマートのあるブロックの西側に通っている道へ進みます。途中で左手に「弘法の里湯」が見えたら正解です。

そのままクネクネした道を道なりに進み、「元湯陣屋」さんがあるあたりから左に曲がります。確か目立たないけど案内表示がありました。

東名高速のガードをくぐり、正面やや左に見えるきつい坂を少し上ると、登山口です。

吾妻山の頂上を経て、善波峠へ出ます。
善波峠から分岐して、北にある高取山を目指します。

途中、念仏山を通過します。残念ながら眺望はありません。
念仏山からは、大山・蓑毛方面を目指します。

高取山の頂上は、眺望がそれなりにあります。
したがって、休日は登山者の姿が見えると思います。

今回は、下山ルートとして不動越分岐から才戸入口バス停へ出る道を使いましたが、車道に出てから、中丸沢という川にかかる久保橋のあたりで、どっちへ進めばいいか少し戸惑った以外は、スムーズに降りられました。

才戸入口バス停は、神奈川中央交通バスのバス停で、秦野駅バス停(北口)と、蓑毛バス停、ヤビツ峠バス停方面のバスが停車します。秦野駅行きは昼間でも1時間に2本くらいありました。

今回の登山で、鶴巻温泉駅から念仏山、高取山、浅間山、大山まで行くルートは、やりがいというかボリュームがあると感じました。次に大山に登るときは別のルートにします。

スポンサーリンク